2011年6月30日木曜日

桧塚奥峰、梅雨の晴れ間は山でおやつ♪

2011年6月25日(土)晴れ時々曇り

【標高】
木屋谷林道(650m)~桧塚奥峰(1420m)~明神岳(1432m)~桧塚(1402.2m)
【コースタイム】
木屋谷林道駐車地(8:30)~マナコ谷登山口(8:41)~作業小屋(9:20)~稜線(9:30)
~桧塚主稜出会(10:00)~桧塚奥峰(10:05~10:25)~ヒキウス平(10:55~11:30)
~明神岳(12:15)~明神平(12:30~12:45)~桧塚奥峰(13:30~14:05)~桧塚(14:15)
~稜線下山散歩(14:35~15:00)~マナコ谷登山口(15:40)~木屋谷渓谷散策
~木屋谷林道駐車地(16:20)
【温泉】
香肌峡温泉スメール(700円)

櫛田川源流域の山「桧塚奥峰(1420m)」は、県境の山を除くと三重県内単独最高峰の山である。
※実際の最高峰は大台ケ原の日出ヶ岳(1694.9m)だが、今やアプローチからして奈良県の山の
イメージがある。大杉谷登山道の早期復活を望む!

桧塚奥峰へのもっとも最短のアプローチは、蓮ダムに流れ込む青田川(木屋谷川)の上流部、マナコ谷を起点とするルート。

マナコ谷登山口までは、青田の発電所を右手に、細く曲がりくねった林道を木屋谷の渓谷沿いに遡る。終点まで車で乗り入れる事も可能だが、車高の低いコンパクトカーでは、登山口の手前でがりがりと車底を擦り始める。
今回は大事をとって、登山口直前の空きスペースに車を止め、残りの林道を登山口まで歩く。3~4年前は登山口まで無理やり車で乗り入れていたが、当時に比べて、若干道が荒れた感がある。

渓谷の沢音が涼しげなマナコ谷登山口から、じめっとした針葉樹の植林帯の中を登る。

梅雨の合間のこの季節、1000m程度の植林帯の登山路は、密集した樹林に風も遮られ、上昇する気温と湿度が、日頃運動不足の登山者の体力を情け容赦なく奪い去る。

5分登ると全身汗でびっしょり。10分登ると顎は宙を彷徨い、登山路の真中、息絶え絶えに何度も歩が止まる。1ヶ月ぶりの山と、体調も万全でなかったせいか、いつもに増して体に堪えて高度が稼げない。熱中症対策に絶えず水分補給をしながら、亀のようなペースで歩を進める。
作業小屋が見えると辛い登りもあとわずか。稜線への最後のワンピッチ、一転、谷からの涼風に疲れた体が癒される。いつしか空が頭上に広がり始め、樹林帯の終わりを告げている。

稜線直下の爽快な草原

登山口からおよそ50分。
辛い樹林帯を抜けると、待ってましたよこの風景★

目の前には草原の大斜面!体中を優しく包み込む初夏の涼風。眩いばかりの空の青と、草原の緑のコントラスト!!一転する景色の爽快感がこの山の一番の魅力だ。
久々の開放的な大草原、思わず童心に帰って、柔らかな草叢をごろごろと猫の様に寝転がって満喫する。

おっと危ない・・・目の前には鹿の糞・・・(笑)

桧塚周辺の草原地帯は野生鹿の宝庫。今回も3度群れと出くわすが、カメラを構える隙も与えず、風のようにさっと飛び去って行く。

桧塚奥峰

桧塚主稜線直下の草原散策を満喫し桧塚奥峰山頂(1420m)へ。
梅雨の合間の一日ながら、展望には最高の条件が整った。桧塚奥峰、県内単独最高峰に相応しく、四囲の眺望は抜群だ!
右手に迷岳から池小屋山まで、櫛田川と宮川の分水嶺の山並みが横たわり、その奥には大台ケ原の日出ヶ岳(1694.9m)。真の三重県最高峰。
西に目を転ずれば、長大な大峰奥駆道の大山脈。大普賢岳の奥には近畿最高峰の八経ヶ岳(1914.9m)。
北には高見山を筆頭にした高見山地の山並みが、櫛田川に沿うように、伊勢平野に向かって延々と連なっている。
 
見えるべき山はすべて見える。
梅雨時期ながら奇跡的な眺望に恵まれ気分も最高潮♪ ※冬場には富士山を拝めることも・・・☆


本日のおやつ♪

満腹の眺望を味わった後は、真の小腹も空いてくる。先月来待望の、恒例!山のおやつタイム♪
かねてより、ここ桧塚に登った時は「ヒキウス平」でおやつと決めていた。
ヌタハラ谷を挟み桧塚主稜線の南側に横たわる草原の稜線。「ヒキウス平」は山屋達の間では「桧塚劇場」と呼ばれている。
ここから望む桧塚奥峰から桧塚にかけての稜線は、抜ける様な青空の下、緩やかなスカイラインに縁どられ、樹林の切れ目は鮮やかな草原の緑に彩られ、広大な自然のキャンバスの中、たおやかな山容を横たえている。晩秋の季節であれば、紅葉に燃えるその光景は、まさに桧舞台の千両役者の風格だ。

この贅沢な光景をお共に、桟敷席にて本日のおやつ♪
「マネケンのベルギーワッフル(ココア味)」

青空の明神平

表面サクサク、中身しっとりの上品な舌触り。
初夏の涼風に包まれて、大変おいしゅう頂きました(^o^)

おやつ後は、好天に気分よろしく明神平まで足を延ばす。
こんな山奥に、一昔前までスキー場が営業していたという。奈良県側からでも、スキー板を抱えて1時間以上の山歩き。往年のスキーヤー達の情熱に脱帽・・・
梅雨の合間の晴天の下、草原の緑も目に眩しく、いにしえのプレイグラウンド、明神平にて至福の一時也。

木屋谷渓谷
桧塚奥峰に戻り最後の大休止・・・
昼食後に1時間半以上、天上の楽園を漫遊する。

至福の時は一瞬にして過ぎ去るもの・・・離れ難い思いを押し留め、初夏の涼風の丘を後にする。
樹林帯に入る直前、振り返って一礼。この素敵な景色に感謝!
また来るからね~っ!(^o^)/~

マナコ谷登山口から駐車地まで、木屋谷渓谷の心地よい沢音を共に林道を下る。涼やかな渓流の空気に疲労感も心地よい。

梅雨の晴れ間の奇跡的な一日。初夏の涼風を満喫の山旅でした・・・
 

今回の山行の写真をウェブアルバムにアップしました。
よろしければ以下のリンクからご覧くださいませ。
↓↓↓
アルバム 「梅雨の晴れ間の 桧塚」


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2011年6月21日火曜日

大師の里 水無月の候

雨、雨、雨・・・・
ここのところ、山にも行けずに腐る週末。
高速1000円も今日でお終い。
最後に信州辺りまでと目論んでいたけど、冴えない予報にあえなく停滞。

大師の里、紫陽花
降ったりやんだりのはっきりしない空模様に、しびれを切らして、いつもの櫛田川沿いの道を、上流へと車を走らせる。 
行き先は、毎年この時期、必ず一度は訪れる多気町丹生(旧勢和村)の大師の里。地元民の手で培われてきた紫陽花の里である。
例年、6月の第2日曜日に紫陽花まつりが開かれているので、今年も先週辺りでまつりも終わり、花の盛りも過ぎた頃か・・・と思いつつ、今年は入梅以外、すべてが数週間遅れである事を鑑みて、いざ紫陽花の里を訪ねてみると・・・

案の定、里全体でも、7分から8分咲き程度・・・
先週の紫陽花まつりはどんなだったのだろうか?と心配してしまう程に、見ごろはまだまだ先の様子。
水車と紫陽花
アルバムを見ると、昨年も偶然にも同じ日(19日)に訪れていたが、咲き具合の違いは一目瞭然。
※昨年のアルバムはこちらから
  ↓↓↓

今年の見ごろは、あと1週間後くらいかな・・・?と思いつつ、とりあえずそぼ降る雨の中、今年の様子を写真に納める。
まめやの豆乳ソフト♪
この一帯は、休耕田にビオトープが整備され、地元の手によって、1万本以上の紫陽花が植えられている。今では大師の里の紫陽花として有名で、こんな片田舎の田園地帯が、シーズン中は大勢の花見客で賑わう。
今でこそこんな片田舎ではあるが、古代よりこの辺りは水銀の採取が盛んで、日本の水銀の大部分がここで採取されていたという。その名残とも言うべき水銀鉱跡があちらこちらに見受けられる。水銀採掘の最盛期には、さぞや鉱山夫達で賑わった事であろう。
一方、田園地帯に目をやれば、疎水百選にも選定された立梅用水が、辺りの田畑をくまなく潤おし、山間の水利の悪いこの一体に、豊かな実りを与えてくれている。
転作の大豆を生かした地産地消の店「まめや」では、大豆製品の生産販売が盛んで、お気に入りの豆乳ソフトは、オカラも入った甘さ控えめのヘルシーアイスである。ワンテイク200円也♪

姿見の池と仁王門

地元の母ちゃん達の作る地元産素材のバイキングも、行列のできる人気メニューである。
TVドラマでも有名な、行例のできる「高校生レストラン」もこの近所。明和のお隣、多気町はこんな町おこしが実にうまい!

我が明和町も何とかならんのか・・・と思いつつ、散策の締めはやはり「丹生大師」。
弘法大師の師匠が創建したと伝えられる古刹。高野山を開く前、ここを真言密教の道場にしようとも考えていたとか・・・嘘か真かわからぬ言い伝えもある。もっとも、言われるだけあって、こんな片田舎ながら立派な堂宇が建ち並ぶ隠れた名刹でもある。



そぼ降る雨の中、傘を差しながらの写真撮影は、雨粒がレンズに当たらぬ様にと、構図もままならず・・・。以外と大変なものだと思い知らされた、大師の里の水無月の候。

今回の散策をウェブアルバムにアップしました。よろしければ以下のリンクよりご覧くださいませ。
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2011年6月5日日曜日

下御糸海岸、失意の午後は近所でおやつ

やらかした・・・(呆然)

気づいたのは登山口も間近のコンビニ駐車場だった・・・

久々の早起きで6時過ぎには家を出発。いつものコンビニに7時頃に到着。
飯高の山々を歩くときは、毎度このコンビニで水と昼食を調達する。
櫛田川上流の谷あいを軽快にドライブし、遥々ここまでやってくると、山へのモチベーションは否が応でも高まる。このコンビニは、1時間近いドライビングで昂揚した山への想いを、ちょっぴり冷ましてくれるオアシスの様な場所である。


慰みの曇り空
エンジンを止め、さあ店内へと思った瞬間・・・

気づいた・・・

そう言えば・・・

あれっ・・・?

もしかして・・・

まさか・・・

財布がない!?
波は穏やか


がっくし・・・・・・・・・・・・・・・・(惨)

思い返すまでもなく、財布をザックにつめ忘れてきたのは明白。
水も食料も、帰りの温泉も入れない。それどころか・・・ネット上で公言できない「あれ」もない・・・(冷汗)

失意
「望みが遂げられなかったり、当てが外れたりして、がっかりすること。」
※デジタル大辞泉より

思案する余地もなし。昂揚した想いを押し殺すように、たった今来た道をとぼとぼと引き返した・・・(哀)

再び出かける気力もなく、午前中はふて寝
今日は洋風・・・
せめてもの慰めは天気が思ったよりすぐれなかったこと・・・午後からは涙雨でも落ちてきそうな空模様。

日曜日の昼下がり。お気に入りの名古屋発情報番組、「スタイルプラス」で美味しそうな繁盛店特集。見るからに美味しそうなハンバーグの映像に、ようやく重い腰も上がる。

最寄のファミマでおやつを買い込み、近所の下御糸海岸へ。
半ば自棄気味にこんなところで、おやつタイム・・・(苦笑)
いつものコーヒーに、井村屋カステラ4切れパック!
カステラは高級感溢れるトレー入り。しっとり甘めで食べ応え十分。
自棄食いの勢いよろしく、4切れ一気にぺろりあん!
甘さたっぷりのおやつに気分もちょっぴり持ち直し。
梅雨の合間の日曜日。失意の午後のくだらぬお話しでした。

来週は絶対、山の上でおやつだ!(爆)

近所の海岸の何の変哲もない日常光景をウェブアルバムにしてみました。
よろしければ以下のリンクからご覧くださいませ。
↓↓↓
アルバム 「下御糸海岸」

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2011年5月30日月曜日

スーパームーンな夜

ということで・・・
夜景撮影の振りはここまでにして「本題」・・・(笑)

東日本大震災の影響で、大した話題にもならなかった感じだが・・・
今年の3月19日~20日にかけ、月の楕円軌道が最も地球に近づくタイミングと、満月の日が18年ぶりに一致する「スーパームーン」という現象が観測された。
実際、最小時と比べて、明るさで30%、大きさも14%増加の見事な月が観測されたという。

夜景馬鹿の私としましても、このタイミングを逃すわけもなく、あわよくば素敵なデジブックネタのゲットをもくろみ、お気入りの撮影場所にてスーパームーンと夜景のコラボを試みた・・・

が・・・結果、とりたててスーパームーンな写真には仕上がらずあえなく「没(ぼつ)」
ディスクを整理していて、このまま棄ててしまうのも空しいので、とりあえずこのブログで晒すこととしましたので、よろしければご笑覧願います。
撮影場所は、四日市の富双緑地公園および霞ヶ浦緑地公園。

方や暗闇に聳えるガントリークレーン、方やコンビナートの灯りと、華やかにコラボするスーパームーンの世界が繰り広げられる・・・予定でした・・・(泣)

霞ヶ浦緑地より

富双緑地より



夜景撮影はまだまだ奥の深い世界であることを、改めて思い知らされたスーパームーンな夜でありました。
と!言うところで、とりとめもない夜景2題の投稿もお後がよろしいようで・・・

とりあえずウェブアルバムにアップしておきました。
よろしければご照覧くださいませ。
↓↓↓

コンデジで月を狙った写真もこちらから。
↓↓↓


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コンデジで夜景 事始め

雨の休日、ディスクを整理していたら懐かしい画像を見つけたので、毎度ばかばかしい投稿を一席。

私が初めて夜景撮影にチャレンジしてみたのは10年ほど前。まだ横浜に住んでいた頃。

SANYOのコンパクトデジカメを購入してから、街中の風景撮影に勤しんでいた時期だが、それも日中の撮影ばかり。
夜景などと言うものは、テクニックある人が高価なカメラを使って撮影するものと思い込んでいたので、自分とはまったく縁のない分野と、はなから諦めていた。

コンデジでみなとみらい


ある時、サイトの名前は忘れてしまったが、夜景専用のサイトを眺めていると、撮影に使用したカメラが100万画素程度のコンパクトデジタルカメラと記載されている事に驚いた。 その夜景写真の美しさに、自分のそれまでのコンデジに対する常識を覆される衝撃を覚えたのである。
確かに、コンデジとは言え、自分のカメラにもシャッター速度優先モードなるメニューが備わっていた。これは一体何のために使うのだ?
初めてのコンデジ夜景
サイトの情報を頼りに、早速ディスカウントショップで安物の三脚を購入し、近所のショッピングセンターのライトアップを狙った。シャッター優先モード。シャッター速度は・・・?う~ん、よ~わからん取り合えず4秒!(汗)
私のコンデジが、初めてシャッター速度1秒の壁を越えた瞬間であった。禁断の世界に踏み込んでしまった瞬間・・・(笑)
そのときの画像がこれだっ!ワン・ツー・スリー・・・♪
お~っ!なんかいい感じ☆
むろんサイトを飾った繊細な夜景写真には遠く及ばなかったが、コンデジでもそれなりの夜景が写せる事を初めて知った感動の瞬間であった。

それからというもの・・・夜な夜な、しごと帰りのみなとみらい詣でにのめり込んでいったのは言うまでもない・・・
夜更かし万歳!(汗)


最後に、これから夜景撮影を始められる皆様へ・・・
大して参考にもなりませんが、私の夜景撮影モットーをご覧くださいませ。
★何はなくとも三脚は必携すべし
  (手持ち撮影じゃお話になりません・・・単に撮影フォームが不味いだけか?)
★シャッター速度を変えて同一被写体を撮りまくるべし
  (とりあえずどれかは当たるでしょ・・・(汗))
★画像ノイズを抑えるために、ISO感度は100以下を使用すべし
  (最近のカメラはノイズ少なくなりましたけど・・・)
★シャッター押下時のブレを防ぐために、セルフタイマを使うべし
  (これだけでびっくりするほど効果ありです)
★風の強い日は撮影を我慢すべし
  (被写体も三脚も空気までもブレてます。夜景は逃げませんのでまたのお越しを・・・)
★不審者と間違われない様に堂々と振舞うべし!(爆)


当時の写真をウェブアルバムに掲載してみました。
今となっては貧弱な100万画素程度の写真ばかりですが、よろしければご覧くださいませ。
↓↓↓
アルバム 「コンデジでみなとみらい夜景」

その他の夜景もこちらから
↓↓↓
アルバム 「横浜夜景」




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2011年5月22日日曜日

宮の谷渓谷、寝坊の午後に異文化コラボレーション?

最近、仕事が立て込んでいて、平日の睡眠時間が圧倒的に少なくなっている。
休日くらいは山でリフレッシュを!と思うが、ついつい睡眠不足解消の方向になびいてしまう・・・
そんな時は、早出で無理に山頂を目指さず、麓をゆっくりと散策するのも一考。
以前から、ゆっくりと歩いてみたかった宮の谷渓谷の滝めぐりと洒落込む。

高滝
宮の谷渓谷は、櫛田川の上流、蓮ダムよりさらに蓮川を遡ること数キロ。飯高の山々の中でも最奥部に位置する池小屋山への登山ルートとして、多くの登山者達が行き来する渓谷である。
宮の谷渓谷最大の高滝までは、一般ハイカーでもたどり着ける様に、渓谷沿いの登山道が整備されている。 そこここに、見るべき渓谷美が散りばめられた快適な散策コースだが、いつも池小屋山への長い行程に急かされる様に、満足に味わうこともなく通り過ぎてしまっていた。
今回は、「どっさり滝」までを目標に、午後からの渓谷散策を満喫する。ザックの中には、お気に入りの一品を忍び込ませて・・・

 高滝までは、所々に鉄製の橋やはしごが整備されていて、新緑に萌える美しい渓谷の左岸を、快適に辿ることができる。

猫滝

高滝は落差約50m。宮の谷渓谷最大の豊かな水量の大瀑布が、渓谷に轟音と水飛沫を上げている。
渓谷沿いの 登山道は、高滝の右手斜面をフィックスロープを頼りに一気に滝の最上部へと高巻く。
過去に滑落事故も起きている池小屋山登山コース最大の難路なので、一般ハイカーは安易に進まないことを忠告する。
緊張するコースを通過した辺り、樹林越しに猫滝が望見される。滑落に注意しながら急斜面を下ると、滝の全貌が眺められる。なぜ「猫?」なのか理由はわからない。滝壺が丸く可愛らしいのが、猫に例えられるのか?いずれにしろ、宮の谷渓谷で最も繊細で美しいその姿に、しばし時の経つのを忘れる。

どっさり滝
猫滝からは沢沿いの登山路を、テープを見失わない様に、着実に辿っていく。
ここまで標高を上げてもなお、沢の水は豊富だ。
現在、櫛田川下流部では水不足が心配され始めている。実際、蓮ダムの水位も半分程に低下し、洪水吐ゲートが湖面からむき出しになっていた。
にも関わらず、最上流部の沢の水は、変わらず豊かな流れを成している。
そして本日の目的地「どっさり滝」も・・・
異文化コラボ?
名前の通り、美しい清水をどっさりと沢に満たしてくれている。
末広がりの豪快な瀑布の様子は、沢沿いの萌える新緑の彩りと相まって、実に涼しげで爽快な光景である。

この贅沢な光景を独り占めしながら、午後のコーヒータイムと洒落込む。お供は、前日から準備していたファミマの「三色だんご!」
コーヒーと団子なんて・・・何だかミスマッチな異文化コラボレーション?
と思っていたけど、やってみると、意外とOK。
爽やかな渓谷美に満たされながら、のんびりと味わう春の午後。

実に贅沢な時間を満喫させて頂きました。ごちそうさま。
今回の山行の写真をウェブアルバムにまとめました。
よろしければ下のリンクをクリックしてご覧くださいませ。


新緑萌える宮の谷渓谷をデジブックでもご覧頂けます。
よろしければ以下のリンクよりご覧下さいませ。
   ↓↓↓



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2011年5月18日水曜日

竜ヶ岳、風薫る五月の鈴鹿山脈

2011年5月15日(日)晴れ

【標高】
宇賀渓駐車場(326m)~竜ヶ岳(1099.6m)~重ね岩(830m)~石榑峠(690m)
【コースタイム】
宇賀渓駐車場(7:40)~ホタガ谷出合(7:58)~県境三叉路(9:25)~竜ヶ岳(9:40~10:20)
~重ね岩(10:35)~石榑峠(10:55)~小峠(11:10)~長尾滝(11:35)
~ホタガ谷出合付近渓谷(12:30~13:15)~宇賀渓駐車場(13:35)
【温泉】
片岡温泉(600円)

新緑が青空に映える
石榑峠を見てみたい。
石榑峠は「酷道」マニアの聖地としてその名を全国に轟かせた名(迷?)峠である。
意地悪なコンクリートゲートが車幅2m以上の車の通り抜けを頑なに拒む、およそ国道とは思えぬその光景に、多くのマニア達が小躍りした伝説の峠でもある。
2008年豪雨で三重県側の国道が崩落し、長きに渡って不通区間となっていたが、復旧工事も進まぬままに、この3月、トンネル経由の石榑峠道路の開通を迎えるに至った。
このトンネルのおかげで、三重県いなべから滋賀県東近江への通り抜けがわずか60分に短縮されてしまい、「酷道」マニアの走行欲を熱く満たしていた石榑峠詣も、もはや風前の灯となってしまったと言えよう。
石榑峠の現状はいかに?
そんな石榑峠の今を見たくて、竜ヶ岳を目指した。

竜ヶ岳へのプロムナード

竜ヶ岳は、石榑峠の「最寄山」だ。今回はついでに登っとくか!程にしか考えていなかった。

出発はいなべ市の宇賀渓。人気ない早朝の渓谷の飲食店街を通り抜け、林道を歩く事20分程。
ホタガ谷出合の登山口から裏道登山道の植林の急登を這い上がる。
道はほどなくして、ホタガ谷の渓谷と付かず離れずの涼しげな登路へと変わっていく。水量豊富な沢の水は、ところどころで小振りの滝を成しながら、登りの疲れを癒してくれる。
沢の最上流部に近づいたかなと思った頃、突然、目の前がぱ~っと開けて、開放的な笹原の斜面が出迎えてくれる。

今日はコーヒーでまったり

なんと爽快な光景であろうか!雲ひとつない抜けるような青空の色彩と相まって、竜ヶ岳山頂への最後のプロムナードは、来る者すべてを天空の城へといざなってくれているかの様だ。その期待に応えるかの如く、山頂からの展望も360度申し分なし。
さすがに今日はアイスクリームは出てこないので、至福の山頂を温かいコーヒーでまったりと満喫する。極楽。
想像を遥かに超えた名山・・・竜ヶ岳。「ついで」なんて言って「ごめんなさい」です。
コンクリートゲートより竜ヶ岳を望む
竜ヶ岳山頂をどっぷりと満喫した後、すっかり二の次となってしまった石榑峠までは、花崗岩のざれた白砂の道を激下り。
峠周辺には滋賀県側から登ってきた車が並んでいた。噂のコンクリートゲートは、三重県側への通り抜けを拒むかの様に鎖で通せんぼ。
廃道と化した石榑峠道(国道421号)を三重県側に下っていくと、程なくして小峠の第1コンクリートゲート。青空の下、竜ヶ岳の山容が気持ちよさげに横たわっていた。


豪快な長尾滝
小峠付近で石榑峠道を外れ、花崗岩の美しい沢に沿って下山する。
この下山路の最大の見所が「長尾滝」。
水量豊富で立派な滝が、人気ない山中に轟音を轟かせていた。そして滝壺は限りなく透明に近いエメラルドグリーンの清水で満ち満ちていた。何と美しい光景であろうか!
ずっと眺めていたいその美滝を後に、美しい沢をホタガ谷出合まで下っていく。この道は何度も渡渉を繰り返し、気を抜くとすぐにテープを見失ってしまいそうで、山慣れしていないと危ない印象。増水している時も注意が必要だ。


いくつもの美滝を眺めながら、沢沿いを下り続けること小1時間。吊橋を何度か渡ると、朝の登り口、ホタガ谷出合に辿りつく。
近くの沢沿いで、ちょっと強めの春の日を浴びながら、まったりと昼食。
当初の目的は何処へやら。
思わぬ見所満載で得した気分一杯! 風薫る五月の鈴鹿山脈でありました。
 
今回の山行の写真をウェブアルバムにまとめました。
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2011年5月5日木曜日

御在所岳、春の観光登山♪

2011年5月4日(水)晴れ

【標高】
御在所ロープウェイ駐車場(390m)~御在所岳(1209.8m)~国見岳(1171.5m)
【コースタイム】
御在所ロープウェイ駐車場(7:05)~中道登山口(鈴鹿スカイライン旧料金所)(7:30)
~地蔵岩(8:20)~キレット(8:30)~8合目(1100m)(9:03)~富士見岩(9:20)
~御在所山上(9:45~10:25)~国見峠(10:34)~国見岳(10:48~11:10)
~天狗岩・ゆるぎ岩(11:25)~藤内小屋(12:34~13:25)~蒼滝橋(鈴鹿スカイライン)(13:50)
~御在所ロープウェイ駐車場(14:05)
【温泉】
湯の山温泉ホテル湯の元(800円)

富士見岩より鎌ヶ岳
恐らく15年くらい前だったか・・・中道を登り、鎌ヶ岳に縦走した記憶くらいしか残っていない。
それ以来、ロープウェイで山上遊園地化したこの山に足が向く事はなかったが、巷はGW真っ只中。急遽思い立って観光登山気分で再訪してみた。

スタート地点も鈴鹿スカイライン沿い登山口ではなく、わざわざ湯の山温泉街を選ぶはなからの観光気分。
温泉街から中道登山口まではおよそ30分ほど。
さすがメジャーな山だけあって、すでに近畿、名古屋圏のナンバーの車で駐車場は満杯状態。
中道登山道も御在所岳1番の人気コースとあり、普段の登山とは明らかに雰囲気の違う老若男女に溢れ、コース途中、至る所で渋滞発生。

御在所岳山頂

早出したおかげで時間も十分あるので、写真を撮りながらのんびりと山頂を目指す。

標準コースタイムを大幅に経過して2時間30分ほどで山頂。
すでにロープウェイの営業も始まっているので、いきなり観光客の群れにまぎれる。いつもはうざったく感じる、乗り物利用の山上一般観光客だが、はなから観光気分の今回は、全く気にもならないのが不思議だ。

御在所岳山上は冬場は三重県内唯一のスキー場も営業する、なだらかな丘陵が広がる気持ちのよい場所である。
傍らには、5月のこの時期でも、そり遊び用の可愛いゲレンデがオープンしていて、子供達がそり遊びに歓声を上げている。
観光気分♪

そんな気持ち良さそうな光景を眺めながら、冷たいアイスクリームを堪能する♪

観光気分MAX(笑)

そんな感じで、御在所山上にて5月の爽やかな風をまったりと満喫した後は、今回は国見岳方面へ縦走してみる事とする。
鎌ヶ岳方面へ縦走する人が多いのだろうか、国見岳への道に入った途端、登山者の姿はぱったりとなくなった。
ゆるぎ岩
このコースでは、途中途中で、御在所岳北面の岩場の迫力ある眺めが楽しめる。
中でも、東海のクライマー達の登竜門とも言うべき、藤内壁の荒々しい岩肌が迫力である。

静寂の国見岳山頂を満喫した後は、ゆるぎ岩経由で国見尾根を下山する。露岩の多い御在所山域の中でも、ゆるぎ岩からの展望は群を抜いて爽快である。眼下に箱庭の様に広がる菰野の町の光景は、高度感も相まって実に絶景である。
黄砂の影響か、遠景は霞んで見れないが、空気が澄んでいれば四日市、伊勢湾の眺めも爽快であろう。




ゆるぎ岩からは藤内小屋に向けて国見尾根を激下り。さすがにこの下りでは他の登山者と出会うこともない。
2008年の豪雨で壊滅的な打撃を受けた藤内小屋は、いまだその時の爪跡を荒々しく残している。
しかしながら、春の日の沢の水はそんな事も忘れたかの様に美しく澄みきっていた。沢沿いでまったりとお昼をとりながら今日の行程を振り返ってみる。春の日ののどかな陽光に彩られた、見所満載の観光登山といったところであろうか・・・

締めはほっこりと温泉でパーフェクト!

今回の山行の写真をウェブアルバムにまとめました。
よろしければ下のリンクをクリックしてご覧くださいませ。
↓↓↓
アルバム「御在所岳 春山行」


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2011年5月3日火曜日

日本の城シリーズ4 藤堂高虎の城

久々の第4弾は、わが三重県ゆかりの藤堂高虎が築城した三重の城。
「津城」と「伊賀上野城」。
ウェブアルバムにまとめてみましたので以下のリンクからご覧ください。
↓↓↓
アルバム 「高虎の城」

津城
姉川の戦いで浅井長政配下で合戦デビュー。
後に秀吉の弟、秀長に仕えて深く心酔し、その死に際して一時は出家するものの、秀吉の懇願により還俗し、九州征伐、朝鮮の役で活躍。
秀吉の死に際しては、いち早く家康に接近し、関ヶ原、大阪の陣で大奮闘。ついには徳川家から外様第一等の確固たる信頼を得るに至った。
とかくその変わり身の早さで、あまりよくは言われていない高虎ではあるが、先見の明に優れていた事は揺ぎ無い事実。
三重県民・・・(いや津市民かな?)にとっては、どうあろう郷土の英雄に違いありません。その波乱万丈の生涯をネタに、大河ドラマ化を懇願する運動が地元では真剣に取り組まれています。
その子孫が維新ではいち早く官軍に寝返った事実も、ストーリーとしてはいかにもドラマチックではないでしょうか。

伊賀上野城

そんな高虎が加藤清正と並ぶ築城名人であったことは周知の事実。徳川の天下普請の折にも必ず城の中核を担当するのが常であったといいます。
自らの居城、伊賀上野城の高石垣も、清正の武者返しの石垣と並び、日本城郭の石垣の美しさの最高傑作といっても過言ではありません。
惜しむらくは三重県内に高虎当時の形の建造物がひとつも残っていない事でしょうか。

ちと残念。

高虎の城をデジブックでもご覧頂けます。よろしければ以下のリンクよりご覧下さいませ。
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